害獣被害 屋外

ムクドリ駆除を自分で成功させる手順!被害を防ぐために知るべき特徴と習性

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ムクドリは他の鳥と間違われることが多いですが、グレーがかった体にオレンジのくちばしが特徴的な鳥です。

見た目は可愛らしいのですが、都市部に深刻な被害を与えており、昨今話題になっております。

直近では都市部への集団移動が起こっているようで対策が急がれています。

ムクドリの危険性

ムクドリの1番の問題は、凄まじく大規模な群れでの行動にあります。

群れの大きさが数千から数万羽にいたり、カラスや鳩の比ではありません。

しかも、日が暮れた後も、群れで活動を続けるため騒音問題も発生します。

その結果、

「駐めていた車が糞まみれになった」

「屋根や屋上に汚れがびっしり」

「うるさくてテレビの音が聞こえない」

などの苦情が発生しています。

雪のように糞が降り積もるので、衛生上も良くありません。

洗濯物を何度も洗い直す羽目になるのは避けたいですよね。

駆除対策

なるべく群れを寄せ付けない対策が必要です。

都内では、特殊波動方式のパルス発生装置「Bird Protector」であったり、タカによる追い払い、磁気を用いた忌避器具の設置、爆竹や花火による音の使用等が行われています。

導入する駆除ツールは、近づいたら超音波・音・光を発生する超音波機が相性が良いでしょう。

 

ムクドリの生態

食性

雑食性なので、昆虫や植物などを食べます。

行動様式

一年を通じて全国で見られ、建物のちょっとしたすき間に巣を造ります。

ハトとスズメの間くらいの大きさで、体重 75-90g程度です。

主に群れで生活し、夏から秋にかけては大集団でねぐらを作って生活します。

ムクドリは1回の繁殖で4~7匹の子供を作り、年間で2回の繁殖をするため、何の対策もしていなければ、膨大に増えてしまいます。

ちなみに、春から初夏までが繁殖期で、ヒナが巣立つまでは夫婦で行動し、木や家などに巣をつくります。

ヒナが成長する初夏以降に大群化し、夜1カ所に集まってそこをねぐらとします。この時の被害が一番大きいです。

昼間は分散して田んぼや公園などで餌を採り、夕方になると市街地に大挙して戻ってきているようです。

まとめ

群れを寄せ付けないように、庭の木の伐採や家の隙間の補修を心がけましょう。

近くに群れを見かけたら、なるべく早く、家の高いところや止まったら困るところなどに対策器具を設置しましょう。

行政レベルの問題ですが、いざとなったら駆除業者に対策を依頼してもいいかもしれません。

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