VRコンテンツ制作
VRコンテンツの製作方法を調べていたところ2種類のパターンがあることがわかりました。
それは実写コンテンツと3DCGコンテンツです。
今後のVRのメインコンテンツは、アバターを中心とした仮想世界にあると私は考えているので、今回は3DCGコンテンツの作り方を共有していきます。
3DCGコンテンツは実写版に比べて自由度が高いのですが、デザインをゼロから生み出さなければならない点が大きな問題となります。
全てのデザインをゼロから生み出していては時間が足らなくなるので、コンテンツ開発を補助してくれるソフトを使用することになります。
「Unity」や「UNREAL ENGINE」が有名です。
Unity
内容によってはプログラミングが必要ですが、基本的には内蔵されているツールを使って、プログラミングせずに、マウスクリックのみで開発ができます。
Unityには、他ユーザーが作成した素材の一部を使用することができるので、その素材を使うことで時間を短縮することができます。
有料のものもありますが、多くのものが無料で提供されているのでかなり便利なようです。
プログラミングに使う言語はjavaScriptまたはC#ととなり、iOSアプリを作る場合は、Objective-Cを使用します。
UNREAL ENGINE
UNREAL ENGINEでは、映画製作にも使われるほどのリアリティの高い、高品質なグラフィックを作成できます。
UNREAL ENGINEのすごいところは、すべての機能を無料で利用できるという点です。
ただ、製品化して販売した場合、売上額の数%をロイヤリティとして還元する必要があります。
使われている言語は、C++またはBluePrintとなります。C++は、ゲームを動かす言語、BluePrintはグラフィックをきれいにする言語といえます。
配信サービス費
ちなみに、制作コンテンツを配信する場合には、配信プラットフォームへの支払いが必要となります。
iOSアプリとしてApp Storeで配信するときは、開発者登録をして、年間99ドルほどの支払いが必要で、Google Playの場合は、開発者登録時のみ25ドルの支払いとなります。
Google Playは利用者が少ない分割安ですね。