近頃段ボールで作るVR眼鏡のようなものをみつけたので、VRの仕組みはいったいどんなものなんだろうと興味を持って調べてみました。
VRの仕組みのベースは二つあります。
①左右の目にそれぞれ異なる映像を見せ、立体的な空間を再現する機能
こちらは一般的なの技術で、こどもでも作れるようです。
VRヘッドセットにレンズのピント調整機能が備わっているので、さらに高度に発展し、将来は眼鏡なしで視力アシスト機能もついてくれないかと期待しています。
②体の動きを捉え、それにあった映像を見せる機能(どちらかというとこちらが主役)
・ヘッドトラッキング:頭の向きを認識
・ポジショントラッキング:ヘッドマウントディスプレイの位置を認識
・モーショントラッキング:身体の動きを認識
・アイトラッキング:目の動きを認識
連続した360度の映像(これも凄い)の中を上記の機能を駆使して、仮想現実内でシミュレートされます。
これらの動きは内臓されたセンサーが赤外線を発したものを捉えているのですが、私は正直外部センサーを部屋の隅に設置してヘッドフォンを極力軽量化したほうがいいと考えています。
そもそも、ヘッドセットで周りが見えないわけだし、もちろん外に出るなんて危なくてできないのですから。
ヘッドセットを重たくするような機能を内部に追加するのではなく、外部に分離してアクティビティの質を上げていくことが一番求めているように感じます。
正直アイトラッキング以外は、コネクトされた外部センサーで読み取るのでいいのではないかと考えています。
そうすれば、ハンドトラッキング、下半身のトラッキングも可能になるでしょうし、さらにVRの世界が面白くなると思います。