Tiktokを調べる中で面白い考え方を見つけたのでそちらも図に落とし込みました。
特に、重要だと感じた点が、SNSマーケットに対しての個人のネームバリューによる集客力とプラットフォームによるコンテンツカテゴリー集客力の軸分け、そして、同一SNSの中でもユーザーの使用用途が異なり、マスの部分を抑えておかないと訴求ポイントを外してしまう点です。
Tiktokは進化を続けているようで、現在は女子学生だけでなく、20代前半までの幅広い層に受け入れられており、女性60%男性40%程度の比率までユーザー層が変わっています。
中国ではECとの接続機能も付加されているので、インスタ同様ビジネス用途の使用も増えてきそうです。
日本でも既に、Tiktokグルメなどが注目されており、食べログの代わりにも使用されるようになってきています。
TikTok映えを意識した伸びるチーズなどのメニュー開発もされているようです。
私の中では、Tiktok利用を遊びの一環として捉えていたので、芸能界入りの踏み台としてTiktokを利用している人も一定数いることがわかり、驚愕しました。
なので、どの層のTiktok投稿者の数が多いのか非常に気になります。
視聴者ではなく、投稿者データをとりたい理由は、Tiktokの競争力の根源は投稿者のコンテンツ内容にあり、投稿者に対してのサービスとしてTiktokを運営しているからです。
データとしては公表していなかったので、少し残念でした。
フォロワー数、フォロー数、総投稿数、期間内投稿数、平均いいねorコンバージョン率に対して、ユーザー全体を整理していけば主要ユーザーはわかりそうです。
また、Twitterの動画バージョンというとらえ方が多いのですが、パブリックでライトなインスタとして捉えたほうが文化的には近いのではないかと考えています。
ユーザーの手軽な発信に能力をふりきったのがTiktokだといえると思います。
その際にTiktokが注力している技術的要件は下記です。
・動画編集機能(誰でも投稿可能、美顔ボタンによる盛り機能)
・飽きさせない多様なBGM
・面白く真似したくなるチャレンジお題と回転率の速さ
・AIによる高性能なリコメンド能力
これらをみるとsnapchatが注力している技術に似ていますが、この点はTiktokのほうがバリュエーションも多く、深堀されているように感じられます。
この手軽さにより、インスタでは囲い込めなかったカテゴリーも囲い込めるようになっています。
やはり、インスタで表現・共有される分野は、ファッション・デザイン・旅行など一部の人以外にはハードルが高い面も持っているので、そこをとりにいけたのは大きいです。
SNS制作にもヒントになることが多く、興味深く検証しました。