新規SNS事業を始めるにあたって、どのような原価構造をしているのか確認のため調べてみました。
基本的にシステムやアプリの制作費用は下記の式をベースに人工で成り立つようです。
時間軸(デザイン期間+アプリ開発期間+サーバー開発期間)×コスト感((デザイナー単価+エンジニア単価)×人数)
これを見て、作りたいものの相場観がわかる人は素晴らしいと思います。
業界ど素人の私にはさっぱりわかりません。
なので、今後身に着けていかなければならないと感じたところを下記に棚卸していきます。
どこが、さっぱりわからないかというと、単価とスキルの関係性と単価と時間軸の関係性です。
まず、何ができる人が業界では凄いといわれているのかがわかりません。
複数言語をかける人なのか、過去作成した商品のポートフォリオなのか?それとも参加したプロジェクトの種類なのか?プロジェクトリーダーを務めた数なのか?
どの項目の比重が重く、評価されているのかわからないと、思わぬロスをしてしまいます。
初期時点は設計図に対するアウトプットの平均レベルが高い企業に外注してもいいのですが、今後保守運用や事業の広がりを見据えておくと、内製化したほうがレバレッジを効かせやすい部分であると考えているので、しっかりと情報を仕入れにいきたいところです。
あと優秀な人には頑張ってほしいので人月制はうまく改変していきたいです。
また、スキルには複数パターンあると考えており、期限に合わせて、平均レベルのクオリティ作品を遅滞なく納品できる能力と時間を超過してしまうが圧倒的なハイクオリティの作品を創造する能力では、担う役割も、コンテンツから上がる最終的な収益も全く異なります。
このためコストが低く抑えられる、時短企業を、常に高く評価することは難しくなります。
最終的な収益期待値が10倍を見込めるなら、コストが2倍でも問題ないからです。
これらの見定めの知見がないとなかなか難しく、この知見を得るためには3つ方法があると考えています。
自分で一から作る、知見がありそうなパートナーと組む、買収する、となります。
既存事業の買収が一番近道で、外れがない方法といえます。
買収したうえで、エンジニアの開発工数とコンテンツパフォーマンスのすり合わせ(労務費)、動作テストやデバックなどの外注委託費比率や外注項目内容の洗い直し(外注費)、システム利用料・IT資産購入費用などの内容吟味(経費)、プロジェクト開発に直接関係ない報告会議などの見直し(間接労務費)、そして、マーケティング費用のコスパ確認が必要となります。
現在はプロジェクトマネージャーの機能は機能別工数管理などのソフトで代用できそうなので、開発プログラミング内容の書き換え指示のような具体的な指示をださないのであれば必ずしもプログラミング言語を使える必要はなさそうです。
役職が高い方々で発生する間接労務費は今後一層削減されていくでしょう。
買収して、内製化を前提にすると、基本的に納品先に請求されるシステム開発請求費用の60%~80%がエンジニア人工代であり、その内の60%が開発企業の利益及び保険分となるので、単純に考えると内製化により、60%前後の製造費用が削減できます。
もう少し詳しく知りたいので、エンジニアの評価の仕方について、米国などの記事も探ってみようかと思います。