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STについてもう少し深掘り。日本のSTはプライベートブロックチェーンで展開されている。
セキュリティトークンは法令上、「金融商品取引業等に関する内閣府令」で規定された「電子記録移転有価証券表示権利等」が主に対応するよう。
日本においては、証券保管振替制度の下、証券保管振替機構の情報処理システムで株券、社債等の有価証券が集中保管され、各投資家の保有する有価証券は証券会社の口座で管理される形を取っている。なるほど。末端到達地点は証券会社口座になるのか。
ERC20よりもERC777をベースとして採用した方がいい理由として証券の世界では、投資家本人以外が transferを実行することが多いためで、証券会社の強制執行や代理管理会社があるため。
また、居住者確認やマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策ポリシーのチェック、適格投資家かの確認、投資契約書へのサインの確認などのロジックを組み込む必要がある。
KYC情報の確認はurlに格納されることになるが、このurlの閲覧パスワードを事前に配布しておき、関係管理者はパスを入れて詳細を見られるようにする形になるのか。pinata部分を特化型にするか。それとも関数だけで制限できるのだろうか。
/*
* @dev: Example:
* @dev: 0x12.. => ["residency" => attributeValue("Japan", "https://...." (where KYC document is stored), "7dbd0c39...")]
*/
mapping(address => mapping(bytes32 => attributeValue)) attributes;
mapping(bytes32 => bool) availableAttributes;
mapping(address => mapping(bytes32 => bool)) authorizedAttributes;
これが原因で日本では全てプラベートチェーンになっているのか?
また、日本の場合のセキュリティトークンは公募にあたるかと思うが、時価の算出方法はどうなるのか。
有名なST規格として、PolymathのST-20やHarborのR-Token、SecuritizeのDS-protocol、Swarm FundのSRC20などがあるが、結局は、それぞれのST規格にシステムやサービスを適応しなければならず、非常に手間がかかるよう。
https://github.com/ethereum/EIPs/issues/1411
https://scrapbox.io/layerx/ERC1400(1411)_Security_Token_Standard
なので日本では証券会社を結ぶboostryの独自ネットワークが用いられている。メインどころではERCは見る限り継承されていないのでやはり独自規格のよう。safemathぐらいの継承にとどめられていた。日本でのSTO導入は難しいのか。
https://github.com/BoostryJP
色々調べていくうちに原簿に関する日本での取り決め上、これが必要なことがわかってきた。個人情報の部分か。
別途コツコツ営業リスト上増し。