ビジネスモデル事例集

米国アプリNo.1を獲得したビジネスモデルが面白い

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米国App Storeで、2018年に1位を獲得したゲームを制作した芸者東京さんのビジネスモデルが面白かったので共有します。

まず、芸者東京さんが主力とする収益獲得手段は「広告収入」で、その導線である制作アプリは無料で配布しています。

「広告収入」で収益を得るため、有料コンテンツとは異なり、ゲームの世界観・コンテンツを作りこみ、アプリ内で熱烈なファンに長く遊んでもらうことで「内部課金」をしてもらう必要はありません。

そのため、ゲームアプリの製作費用は比較的抑えられます。

そのかわり、広告の表示回数を増やすために、より多くの人がダウンロードし、簡単に楽しめるゲームを制作する必要があり、別の角度から頭を使う必要があります。

また、ダウンロードを促進するために、反応度の高い顧客層をターゲティングして、ネット広告により、認知、ダウンロードまで導く必要があります。

収益を簡単に数式化してみると

収益=
(ユーザー当たりの広告収入-ユーザー当たりの獲得コスト)×獲得ユーザー数

ユーザー当たりの広告収入がコストを上回れば利益が上がる仕組みです。

ここでは簡単にユーザー当たりの広告収入といってしまったのですが、実はユーザーにアプリをダウンロードしてもらうハードルは年々高まっています。

米マサチューセッツ工科大学の調査で、2014年度の人間の画像認識の処理スピードは0.03秒とされ話題になりましたが、今は我々の頭脳はさらに進化しているようで、0.013秒の速度で処理するという情報もあります。

2001年の処理スピードが0.3秒だったことを考えると、実に23倍まで処理速度が上がっていることになり、今後もさらに上昇するであろうことがわかります。

というのも、無駄な情報が増えすぎて、基本的には飛ばすことから、このような数値がはじき出されているように思われるからです。

そんな中でも、フリックを止めて、公告を二度見し、クリックしてもらうのは、相当なハードルになのでしょう。

なので、強制的に動画広告を数秒間流させる無料アプリが増えているのですね。

飛ばしてしまうなら、飛ばせない状況を作ってしまえばいいという発想なのでしょう。面白いですね。


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