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過疎地移住一年の振り返り 結論:移住はやめておけ

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過疎地(?)に移住してから1年経過し、年末年始さらに事業が忙しくなることが予測されるので現段階で振り返りを残しておく。

先に過疎地移住のメリットから。

・お昼休みに自然豊かな公園を走れる

・週末山登りが気軽にできる

・家の中にヤモリが入ってくる

次にデメリット。

・定期的に牛糞の匂いが流れてきて、洗濯物に匂いがつかないか心配になる

・上下水道がきちんとしていないことが多いので、お湯用の水は購入するなど対策が必要

・12時、17時には定期的に大音量の街の音楽が流れ、web会議に支障をきたす

・天候トラブルのたびに警報がなり、web会議に支障をきたす(異様なほどに警報が多いので近くに災害地区があるところは住まないこと)

・基本的に、本日の自動車の有無/外出などは街の人に共有され、マンション住まいでも監視されている。半分おふざけも入っているが。家の場合は尚更だろう。

・行政の課との事業提携の最終段階では、政治家/市議員などが出てくる。行政予算は利権の一つだと認識しておいたほうがいい。早く過疎地は解体したほうがいい理由の一つ

・普通の補助金の申請でも、商工会議所と癒着している経営コンサルタントのお墨付けをもらう必要があり、意味不明な時間と金を要求される

・地域おこし協力隊での営業と現実とのギャップがすごいある(基本的に地域おこし協力隊に地場の人などを採用していない場合はアウト。話を聞く価値がない)

・山賊村は実在する。移住して強盗に入られた家がいくつかあることを教えられた(これは仲良くなった爺やに聞いた話。狙われるのは部外者なので特に気を付けること。また、売りに出された家は絶対に買わないように念を押されている。本当に仲良くなって、素性がわかっている現地の人からしか買わないこと。基本的には仲間内でまわすため、田舎の家で売りに出されるのは理由がある。)

・所属村・部落の行事への参加はマストであり、お金も支払う必要がある。特に住宅住まいの場合はこうなる。

できれば県内top3の市への移住をおすすめしたい。発展している市は、政治家や市長などの周辺が優秀であることが多く、制度面でも恩恵を受け、自然豊かに、気持ちよく暮らせるように思えるので、そちらを推奨したい。

過疎地への移住を推奨する人は、過疎地の人か、過疎地移住が営業目標に組み込まれている住んだことがない人のみ。

結局、事業はオンラインを通じて完結するものにしたので、所属地域の事業影響は最小限まで抑えられている。闇も見られたし、いい勉強になった。仲のいい爺様がた(平均年齢75歳の方々)がいなくなられたら、100万都市か東京に戻るとおもう。

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