予想すらしなかった驚愕の米国特有のハプニング4選を紹介する。対策としては購入前のデューデリジェンス・検査をしっかりすること。
①購入した物件の前の持ち主はガソリンスタンドを経営しており、タンクからのオイル漏れにより、地盤にオイルが浸透し、現在も自分の物件の地盤が地下水を汚染し続けていることが発覚した。
→地盤調査、過去の使用の確認。
②空き地を購入し、建設を進めていたが、予定していた河川への一部排水が環境規制に引っかかることがわかり、建設中断に追い込まれた。
→周辺の環境規制事項の確認、生活排水経路・地下水経路・雨水経路が環境規制に引っかからないか確認。
③中古物件を購入したら、前の持ち主が地域の家屋規制の変更に対応していないことがわかり予想外の出費で修繕した。
→地域の家屋規制を確認。特に、最近の変更も購入物件が対応しているか、対応していない場合、購入前に対応用の費用を請求するのも手。
④南カリフォルニアの毒性の黒カビに対する訴訟で、$7.7 million(8億円相当)が216ユニット分のコンドミニアムオーナーに請求された。
→毒性物質の存在を確認(ラドンガス、アスベストなど)、また、住宅に使用してはいけない物質があるのでそちらも要確認(鉛のペイント、中国製井戸chinese drywellなど)。