ビジネスモデル事例集

大モビリティ時代に期待

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近頃「モビリティ」という単語について騒がれています。これはなんのことを指しているのでしょうか?

調べてみたところ、「移動インフラ」を指すことが分かりました。自動車、鉄道、飛行機など全般ですね。

特にモビリティの代表である車にも、EVの登場などの変革の波が訪れています。その変革要素を表したのが 「CASE」 です。

「CASE」とは、Connected(つながる)、Autonomous(自動運転)、Shared(シェアリング・サービス)、Electric(電動化)という現在変革が起きている要素を指しています。

さらに、 「CASE」 の変革が実現されることにより、 移動するということをサービスとして捉えましょうという 「MaaS」という概念が唱えられています。 「MaaS」 は「Mobility as a Service」(サービスとしてのモビリティ)の略語です。

私は、自動車を運転することに興味がない人間なので、大抵はウーバーやリフトを使い、移動時間はスマホで調べもの、気持ち悪くなったら、人通りを観察しています。

完全自動運転がスタンダードになれば、運転の際に、耳だけではなく、目と耳で考え事をできるようになるので、非常に時間を有効活用できるように感じます。

また、将来は、不足しがちな睡眠時間を自動車による移動時間に補充できるようになるかもしれません。

ちなみに、私がいつもお世話になっているウーバーは、18キロメートル程度の走行であれば1500円、すいているときは800円程度の料金しかかりません。

自動車の運転回数、ガソリン代、維持管理代、駐車代なども含めると、通勤でさえもウーバーのほうが割安だったりしますし、友人はそうでなくても毎日ウーバーで通勤していました。

また、ドライバーとコミュニケーションできるので、英語の発音の練習をしたり、携帯電話の充電をさせてもらったり、地元のおすすめのお店を教えてもらうこともできます。

これらも移動プラスアルファのサービスとしてカウントできるでしょう。

聞くところによると、運転手は一日8時間労働で100ドル程度なら安定的に稼ぐことができるようなのでなかなかの収入です。

メキシコ人や韓国人などウーバー収入一本で暮らしている方も結構いるようです。

時々使う電動スクーターは、近距離を乗り捨てで移動できるので、利便性がよく、街中で使用している人はかなり見かけます。

ただ、価格は高く、ウーバー利用のほうが基本安いです。

乗り捨てのため、スクーターが壊されてしまうことも多く、その値段も転嫁されていることを考えると、さらなる値下げにはもう一山超えないといけないように思われます。

今後楽しみな領域ですね。

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