さて、前回記事で米国でLLCを設立する前提での不動産投資は筋としては悪くないことがわかったので、自分で収益物件を探す道のりを作らなければならない。
そのために、どのような物件がどのような要素でどの程度価格に影響を受けているかの考察を始めた。
以前の記事に加えて2010年からの物件価格の推移、面積あたりの物件価格推移、物件の在庫価格推移の視点をエリアの選別に追加し、対象エリアはロサンゼルスに絞った。



早速、REDFINのホームページ画面でロサンゼルスの物件情報をダウンロード。
なぜか、5000以上の物件があると書かれているのに300件程度のデータしかダウンロードできない。
理不尽さを感じながらデータ要素であるPRICE、BEDS、BATHS、SQUARE FEET、LOT SIZE、YEAR BUILTで重回帰分析を開始。(Priceを目的関数に設定)
ここで出てきた重回帰分析的結論:
分析不可
早朝からショックであった。 ちなみに、結果の画像は下記に添付する。

いろいろ試行錯誤した結果わかったことはエリアごとの面積あたり物件価格などをもとに一件づつデータを見ていくしかないのではないか?
検証の第一歩を踏み出せたのも、居住用住宅だけで商業関係のデータなど15件くらいしか調達できなかった。
やはりデータを欲しいが、もしかしたらデータを持っていても相関があまりなく、独自で指標を作らなければならないのかも知れないので、しばらくは一軒づつ地道に分析して行ってみる。
データも諦めないが、それは年明けてのお願い作戦へ移行する。