掲題の件をcalifornia association of realtorsの2019年11月公開データから確認する。
california association of realtorsとは100の地元の団体と170,000以上のライセンスが付与された不動産エージェントより成り立つ非営利団体である。
下記にマーケット価格帯、供給量、雰囲気、ローン支払いについて記す。
結論としては、主要価格帯が在庫不足により失速、代わりにこう価格帯が売買されるも全体的に供給不足で割高。
市場参加者も冷静で買いは控えめ。これは住宅ローンの重しの影響かもしれない。ただ、現金売買による海外投資の活発化もあるため懐事情は要観察。
●住宅マーケット価格帯:売買の主役は700k前後であるが直近では売買量は落ち込み、1000k以上の価格帯が活性化。


●価格帯別供給量:在庫の枯渇が顕著で大型案件のみ在庫が改善。

●売買雰囲気:売買タイミングとしては売りが強く、意外に理性的。

●住宅ローン支払い状況:ローン支払額が住宅価格の上昇に反して、急降下。支払いができていないのか?と不安になる。2020年マーケットの活性要因としてあげられる海外層の現金払いという点もあるので一概には言えないかもしれない。
