ちきりんのリノベ本を読んでいろいろ学ぶことがあったので記載していく。
・マンションの水回りの構造について
マンションのトイレなど水回りからでる排水は勾配を付けないと思うように流せないため、わざと床を盛って勾配をついたパイプを設置するようになる。
そのため、トイレや天井を動かせば天井は低くなるという現象が生じる。
基本的にはマンションを通じて排水を集めて下に流すPS(マンション管理の排水管)に合流しやすい場所に水回りが設置されることが多い。
・リノベ会社の比較は料金で行ってはダメ
リノベ会社の比べ方で勉強になったのは見積もりを比べても意味がなく、予算という形で提示すればどこもその範囲内に収めてくるということ。
なので、施工事例からその会社の得意・不得意分野を知ることと、コミュニケーションを通じて会社(権限保有者・担当者)の性格を知ることのほうが大事。
・大型ユニットは搬送費をかけてもよい
一般的なエレベーターに入らないキッチンユニットは非常用階段を使って運び上げる必要があるため、一階あたりの搬送費などが発生するらしい。
大家の人の運び上げ作業を手伝ったことがあるがこれは本当にしんどい。搬送費は支払うのでぜひやってもらいたいところである
・竣工図をうのみにしない
マンションの施工記録である竣工図(管理組合室で保管されている)は実際現状と同じなのかわからない。
実際には、現場の事情で設計図とは異なる施工が行われて、設計士にその情報が届いていないことはよくあるらしい。
特にリノベ・リフォーム会社の選び方は今後の修理のお願いなどのお世話になる可能性がある関係上大変有益なアドバイスであった。相見積もりで比べる気まんまんだったので。